本分
「デス・マシーン(死亡装置)がオークション
にかけられます。
「ドクター・デス」の異名を持つジャック・キボキアン
元医師の使用物です。
安楽死推進論者だったキボキアン氏は、
米ミシガン州の病院で6月に83歳で死去された、
とあります。
そうでした・・・すっかり忘れていましたが、
彼の追悼ということで、キボキアン氏を
アル・パチーノが演じたWOWOWのスペシャルドラマを
見ました。
キボキアン氏は1990年に安楽死を推進する運動を
スタートさせ、2種類のデスマシーンを開発、130人
の患者を安楽死させたが、筋萎縮性側索硬化症を
患っていた当時52歳の男性患者に薬剤を注射し、
安楽死させたとして殺人罪に問われ、
有罪判決を受け、8年間服役した後、
自殺ほう助を一切行わないことを条件に
2007年に釈放された、とあります。
このケース、本人と家族が安楽死を望んでいたのに、
罪に問われたのですよね。
筋萎縮性側索硬化症は、全身動かなくなって
QOLの質が悪化してくだけの病気で、
患者自身が悲観し死を哀願するのも頷けます。
キボキアン氏も悩み戸惑うこともあったでしょうが、
苦しむ人を楽にしてあげる行為は、医師の本分ではないか
とわたしは思います。
安楽死の問題はデリケートなので、なかなか状況が改善されていきませんが、
そもそも、改善の見込みも無いのに無理やり生かされ続けるのは地獄ですよ。